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MacでのUTF-8メール(多言語混在メール)の送信方法高品位専用レンタルサーバ NEXTSERVER【ネクストサーバ】 |
前のページでは、Windowsの代表的メールソフトである「Outlook Express」及び「Outlook」でのUTF-8のメール送信方法を見てきました。このページでは、MacでのUTF-8のメール送信方法を見てみたいと思います。。
● Apple Mail 1.3.7(Panther付属)の場合新規メッセージ画面で、メニューの「メッセージ」→「テキストエンコーディング」→「Unicode(UTF-8)」を選択します。これでUTF-8メールを送信できます。
ここで、もし手動で「Unicode(UTF-8)」を選択しなかった場合、つまり、エンコードとして「デフォルト」が選択されていた場合に日韓混合文を送信する際、Apple Mailは自動的に内容を判断して、二通りの挙動を取ります。一つは、「Content-Type: text/plain; charset=EUC-KR; format=flowed」でかつ「Content-Transfer-Encoding: base64」で送ってしまいます。EUC-KRは当然韓国語のエンコードすが、EUC-KRで表記できない日本語(例えば、日本の漢字の「対応状況」という言葉は、韓国語では「對應狀況」と書きますので、「対」「応」「状」などの漢字が含まれる場合。)が存在する場合以外は、EUC-KRが選択されるようです。そして、「対」「応」「状」など日本と韓国で表記が異なる文字(「「hanja文字」といいます。)が含まれている場合はUTF-8で送信しているようです。 ただ、「EUC-KR+base64」での送信の場合、メールのサブジェクト(件名)が多くのメールソフトでことごとく文字化けしますので、「デフォルト」で送信するのではなく、やはり「UTF-8」で送信した方が無難なように思えます。
● Outlook Express5.0(MacOS9.2.2)の場合新規メッセージ作成画面で、メニューの「書式」→「文字セット」→「Unicode(UTF-8)」を選択します。これでUTF-8のメールが送信されます。
また、ここで「Unicode(UTF-8)」を選択しないで、文字セットを「自動」で日韓混合文を送信したところ、「EUC-KRプラスquoted-printable」もしくは「UTF-8プラスquoted-printable」になりました。「EUC-KR」ではなく「UTF-8」で送信されるケースというのは、MacOS10.3.X(Panther)におけるApple Mailの仕様と同じく、日韓混合文の中に「学」「郎」「数」「対」「応」「状」などの漢字を含む場合です。これは、日本語の漢字と韓国語の漢字(hanja文字)が異なるケースです。韓国では、それぞれ「學」「郞」「數」「對」「狀」になります(これらの漢字は、韓国語フォントをインストールしていないユーザーの方は文字化けしていると思います。詳細はこちらを参照してください。)。文字セットを「自動」のまま日韓混合文を作成し、これらのhanja文字を使っている場合、上のような警告ダイアログが表示され、「OKボタン」をクリックしますと、「UTF-8+quoted-printable」で送信されます。 hanja文字もかなりの数になりますし、日本語の分量が多い日韓混合文であれば、たいてい一文字ぐらいはこのhanja文字が含まれているはずですし、そうなれば自動的にUTF-8でエンコードして送信してくれますが、確実にUTF-8で送りたいのならば、手動で文字セットを設定する必要があります。EUC-KRの場合、いくらMIMEエンコードされていても、サブジェクトは正しく表示できないケースが多いです。UTF-8で手動設定+送信した方が確実だと思います。 ちなみに、Mac版Outlook Expressでは、韓国語onlyメールを送る際に、「ISO-2022-KR+7bit」もしくは「EUC-KR+quoted-printable」で送信可能です。本場韓国からのメール(大半はスパムメールですけど・・・。)では「ISO-2022-KR」より「EUC-KR」を使っているケースが多いような気が個人的にはしますが、実際はどうなんでしょうね。余談でした。
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