▽ UTF-8ブラウザ別対応状況 ※このホームページはUTF-8で記述されています。

UTF-8メール(多言語混在メール)の送信方法



ADSL+無線LANでニンテンドーWiiやDSを格安ゲット♪♪


UTF-8やUTF-7で書かれたメールへの、主要メールソフトの対応状況については今まで述べてきたとおりですが、私たちの大多数が普段は文字コードを意識せずに送信しています。デフォルトの設定で、JISコード(ISO-2022-JP)で送信しているようになっているためです。

このデフォルト設定は非常にごもっともな話であり、これはこれでよいのですが、あえて他の文字コードで送信したい場合もあるはずです。例えば、外国語メールや、日本語と外国語の混合文などを書く際です。ここでは、日本語と外国語の混合文が可能な唯一の言語体系であるUnicode(ユニコード)を使った送信方法をご紹介します。ここでは、特にユニコードの中でもUTF-8での送信方法に焦点を当ててご説明いたします。

● Outlook Express 6.0の場合

.メッセージ作成画面で、メニューの「書式」をクリックします。

.「書式」→「エンコード」とクリックします。エンコードの選択を行いますが、「UTF-8」はありませんので、さらに「その他」を選びます。

.「Unicode(UTF-8)」を選択します。


.すると、メッセージ作成画面のタイトル部分が左の画像の赤丸部分のように変わります。これで、UTF-8のメールが送信されるようになりました。

<<送信されるメールのヘッダー>>
Content-Type: text/plain;
	charset="utf-8"
Content-Transfer-Encoding: 8bit


ただし、これはOutlook Expressのデフォルト時の設定の場合であって、Content-Transfer-Encodingを8bitではなく、Base64エンコードもしくはQuoted-Printableエンコードで本文もMIMEエンコードし、7bit化することも可能。設定の方法はこちらのページを参照してください。




(代替案)もしくは、Outlook Expressの場合、JISコード(ISO-2022-JP)のままメール送信した場合に表現不可能な文字(例えば韓国語などの外国語)が入力されていた場合には、自動的に左のようなダイアログを表示します。このダイアログが表示されたら、「Unicodeをサポートしていないメールソフトがあった場合、正しく受信できない場合がある」旨の警告が横に表示されていますが、構わずに、一番上の「Unicodeで送信」をクリックします。これで、UTF-8で送信されます。

ただし、この代替案のやり方の場合、混合文ではなく韓国語だけしか入力されていない場合でも、このダイアログが表示され、UTF-8で送信してしまいます。韓国語メールの受信者がUTF-8をサポートしていない可能性がある場合は、上記「1.」から「4.」の手順を真似て、エンコードを「韓国語」もしくは「韓国語(EUC)」を選択する必要があります。例えば、「韓国語」をエンコードとして選択しますと、「ks_c_5601-1987」(8bit)で送信されます。「韓国語(EUC)」の場合、「euc-kr」(8bit)で送信されます。



● Outlookの場合

.まず設定を確認します。メニューの「ツール」→「オプション」をクリックします。

.「オプション」パネルが開いたら、「メール形式」というタブをクリックします。そして、左の画像で赤丸をつけた箇所にある「文字設定オプション」というボタンをクリックします。

.左の画像で赤丸をつけた箇所にある「エンコードオプション」の「送信メッセージのエンコード方法を自動選択する」のチェックボックスにチェックがついているか確認します。ついていない場合は、下記のステップ4からステップ5を参照してください。チェックがついている場合は、ステップ6を参照してください。

.新規メッセージ作成画面で、メニューの「書式」→「エンコード」をクリックします。UTF-8は見つかりませんので、「その他」にあることが分かります。

なお、Outlookでは本文に韓国語を用いることも可能ですが、メールのサブジェクトに韓国語を用いると「????」と文字化けします。

.「その他」の中から「Unicode(UTF-8)」を選択します。これで、UTF-8のメール送信が可能になります。

<<送信されるメールのヘッダー>>
Content-Type: text/plain;
	charset="utf-8"
Content-Transfer-Encoding: base64

注目すべきは、base64で本文までがエンコードされる点。これであれば、確かに7bitのメールになりますが、対応していないメールソフトもあります。

6.(「送信メッセージのエンコード方法を自動選択する」にチェックしている場合)左の画像のように、メニューの「書式」→「エンコード」とやっても、「自動選択」しか選べません。

「自動選択」だと逆に不安になりますが、例えば「韓国語だけのメール」の場合は「ks_c_5601-1987 +base64」で送信されます。「日本語と韓国語の混合メール」の場合も、「ks_c_5601-1987+base64」もしくは「UTF-8+8bit」で送信されます。「日本語onlyのメール」の場合は「iso-2022-jp+7bit」で送信されます。

「日本語と韓国語の混合メール」でどちらのエンコードを採用するかは、本文中に「髙」(はしご高)が使われている場合はUTF-8になっているようですが、条件がいま一歩判然としません。日韓混合文を送信するならば、「送信メッセージのエンコード方法を自動選択する」のチェックボックスを外しておいて、「UTF-8」や「UTF-7」を手動選択+送信する方法を模索した方がよいでしょう。実際、「ks_c_5601-1987+base64」で送られた場合、サブジェクト(件名)が文字化けしないのはOutlookぐらいです。他のメールソフトでは日本語もハングル文字に化けます。

次のページでは、MacOS10.3(Panther)付属のApple Mail及び、MacOS9.22+Outlook Express5.0を使ったUTF-8メールの送信方法について説明します。



【広告】 失敗しないレンタルサーバの選び方    【広告】 専用サーバ v.s. レンタルサーバ    【広告】 安眠パジャマ

【広告】 白髪染めの決定版    【広告】 韓国語学習に役立つサイト    【広告】 眉毛の育毛剤